台湾の書籍や文化を紹介するサイト「もっと台湾」で連載中の「台湾史を知るためのブックガイド」に「「サヨンの鐘」と高砂義勇隊」と題して寄稿しました。
http://motto-taiwan.com/2014/12/1203/


  前回11月には霧社事件というテーマを通して台湾原住民族と日本との関わりを知ることのできる書籍を紹介しましたが、今回はその続きとなる内容です。1943年に公開された映画「サヨンの鐘」に主演していた李香蘭(山口淑子)にも話を強引に結びつけています。高砂義勇隊についてはインドネシアのモロタイ島から生還した中村輝夫(アミ族としての本来の名前はスニヨン)の話題が頻繁に取り上げられてきましたが、他方で彼らを使い捨てした過去の補償はなされていないままという問題からも目を背けることはできません。


  ご参考になりましたら幸いです。